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help リーダーに追加 RSS 追悼! ブライト艦長 

<<   作成日時 : 2006/08/11 18:48   >>

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クロカン死す!〜からの続き

《本》「そもそも、理性君にとって、1979年はどういう年として記憶されている?」
《理》「1979年か。思い出したくもないよ。大学受験に失敗して、予備校と図書館通いに明け暮れていた、まあいってみれば灰色の年だね。」
《本》「だから、君はだめなんだよ。1979年っていうのは、現在に至るまで日本の文化史に歴史的影響を与え続けている出来事のあった記念すべき年じゃないか。そして、我々は同時代の人間として、その歴史的場面に立ち会っているんだよ。」
《理》「......ちょっと、思い当たることが.......」
《本》「バカか君は! 1979年、それは『機動戦士ガンダム』が放映された年として歴史に刻まれているんじゃないか。」
《理》「..........」
《本》「思い出してみろよ。毎日、家→予備校→図書館→家という決まりきったローテーションの中で、金曜日だけは、なぜ予備校から家に直接帰ってきていたのか。しかも、駅から家まで走って。すべて、午後5時半からのガンダムに間に合わせるためだっただろう。」
《理》「おお、そう言われると思い出してきた。親から『あなた、自分の置かれた浪人生っていう立場がわかっているの』と呆れられながら、テレビみていたなあ。」
《本》「初放映時は低視聴率に喘ぎ、52話予定が43話に短縮されてしまったのだが、それでも我々のような熱心が視聴者がいなかったら、さらに短縮されて中途半端になっていたかもしれない。もしそうであったならば、現在のようなガンダムの隆盛はなかったかもしれない。そう考えると、我々は、左翼運動には参加しなかったが、テレビの前に座りガンダムをみることで日本のソフトパワーの源流の一つを育てたとも言えるんじゃないか。もし、サルトルがその場にいたならば、言ったに違いない。これも一つのアンガージュマンだと。」
《理》「いや、さすがにそうは言わないだろうと思うけど......。」
《本》「もう一度言おう。1979年。それは、『若さ故の過ちを認めたくないものだし、連邦軍のMSは化け物だし、親父にもぶたれたことないし、グフはザクとは違うのだし、ガルマが死んだのは坊やだからだし、ぼくが一番ガンダムをうまく使えるんだ、答えてくださいセイラさんだし、セイラさんはおだて上手だし、マチルダさんはアンパンマンだけど格好いいし、ハモンさんは色っぽいうえに凛々しいし、マ・クベの壺は北宋だし、手の空いてる者はフラミンゴの群れをみてもいいし、ビデオにとってもいいし、左舷弾幕が薄いし、美しいものが年老いて死んでいくのを見るのは悲しいことだし、白いMSが勝つわだし、ララアは賢いし、シャアはノーマルスーツは着ない主義だし、でもララアに言われたらあっさり着ようとするし、アムロはシャアを虐める悪い人だし、ムサイの影で出力が下がるし、あえて言えば連邦軍はカスだし、足なんて飾りだし、偉い人にはそれがわからんのだし、意外とギレンも甘いし、ララアにはいつでも会いに行けるし』まあ、そういう一年だったよな。」
《理》「最後の方は1980年だけど.....」
《本》「そういう細かいこと気にしないの。出世しないよ。で、何をいいたいかというと、昨日のニュースによれば、ブライト艦長が今月6日に亡くなられた。我々、ファーストガンダム世代としては哀悼の意を表すべきは、黒田寛一ではなくて鈴置洋孝だろうということ。」
《理》「完全に理解した。今回ばかりは君が正しいな。しかし、鈴置さん、肺癌か。享年56は若すぎるよね。」
《本》「ブライト艦長だけじゃないよ。天津飯にも、日向小次郎にも、斎藤一にも、ドラゴン紫龍にも、もう会えない。」
《理》「僕は見てないけど、舞台でも評価されてたみたいだね。」
《本》「トム・クルーズの吹き替えもやってたね。最近は森川智之さんだけど。」
《理》「でも、やっぱりブライト艦長だよな。」
《本》「そうだよね」
《理》「凛としたいい声だった。」
《本》「人間としての強さと弱さを両面みせながら、指揮官としても人間としても徐々に成長していく姿が最も顕著なキャラだったから、結構ファンが多い。」
《理》「2cの芸能・スポーツ板のスレッドが11まで伸びてる。ニュー速や他の板にもいっぱいスレたってる。人気の一端をうかがわせるね。」
《本》「名台詞もいろいろあったね。」
《理》「代表はやっぱり、『左舷、弾幕薄いぞ!何やってんの!』かな。」
《本》「『何やってんの』は少なくともTV版のFGでは使われていないはずだよ。ついでにいうと、『左舷、弾幕を張れ』はあるけど『左舷、弾幕薄いぞ』もない。『弾幕薄いぞ』は『左舷』とは関係なく単独で使われているよ。Z以降は知らないけどね。」
《理》「また、マニアックな.....」
《本》「そういえば、セイラさん(井上遥)も56歳だったよな。マ・クベ大佐(塩沢兼人)なんか46歳だよ。みんな早すぎるよ。」
《理》「いずれにしても御冥福をおいのりしたい。」
《本》《理》「合掌 (-人-)ナムナム (-人-)ナムナム」

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