|
といってもW杯のことではない(だいたいW杯は、日本頑張ってないし)。IWC(国際捕鯨委員会)の話。 このまえの日曜日(18日)の話になるが、西インド諸島のセントキッツ・ネーヴィスで開催されていた第58回のIWC総会(6/16/-20)で、IWCの正常化に向けて日本などの捕鯨国による共同宣言「セントキッツ・ネーヴィス宣言」が賛成33、反対32で可決されたのである。捕鯨支持派の決議が採択されたのは実に24年ぶりとのこと。 もっとも、この決議自体は、文字通り宣言としての意味しかなく、すぐに現在の捕鯨モラトリアム状態が改善されるものでもない。また、総会ではこれに先立ち、科学的根拠無く設定されている「クジラ保護区(サンクチュアリ)」の撤廃や、資源状態に問題のない沿岸部のミンククジラの捕鯨容認などの捕鯨支持派の提案は否決されるなど、まだまだ事態は厳しい。しかし、捕鯨支持国が圧倒的少数であったところから、地道な努力により勢力が拮抗するまでに持ち込んだ日本の捕鯨関係者の努力は素直に賞賛したい。 今回の総会は、IWCの正常化に向けての大きなターニングポイントになる可能性があると思う。農林水産省はじめ、関係者には引き続き頑張ってもらいたいもの。 なお、捕鯨問題について理解するためには、日本政府の交渉官として活躍された経験のある小松正之氏の一連の著作がお勧め。 また、捕鯨反対派の意見も知りたければ、環境保護団体「グリーンピース」のサイトなどもどうぞ(さっそく、「上記宣言は金で買われたものである」との批判がのっている。) (参考) ・決議についての農林水産大臣コメント ・IWC総会の概要 |
| << 前記事(2006/04/11) | トップへ | 後記事(2006/06/22)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2006/04/11) | トップへ | 後記事(2006/06/22)>> |